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神奈川沖浪裏

本が好きな人の大半と同じかと思うけれど、私も子供の頃から本は常に手元にあり歯磨きやお風呂と同じ位の習慣だった。
本好きの人は特に読む物が手元に無いと調味料やシャンプーの成分表をぼんやり読んでいるという事もあると思う。あれって一体なんなんでしょう?
でもこの頃の私は本を読まない。正確には数冊の本の一部分だけを繰り返しそれで満足している。というか新しい本を読むこと自体を面倒に感じる。年々その傾向が強くなる。時計が止まる時少しずつ刻みが伸びて行く、なんか間延びしてるそんな感じ。戸惑ったけれどこの頃慣れてしまった。

その代わり香りや絵、音楽が好きになって若い頃以上に根気よく楽しめるようになった。
これは全く考えたことのない表れで嬉しい驚きだった。
論理的な処理が出来なくなっている哀しみはやっぱりある。でも補うものが現れた。不思議だなと思う。そんなもんかい?そんなもんなんだね。

本の話に戻るけれど、体力と言うかエネルギーがあるうちにあと少しは読めるかなと思ったりもする。
私には2人の息子がいるけれどそのうちの1人が本好きのようで時々本の話を振ってくる。
私が読んだことのある本も興味ないなぁ~という本もある。読んでみたいな~と思うこともある。
カミュのペストと西部戦線異常無しが面白かったと言っていた。読んでみたくなった。
貸してくれると言う割には一向に回ってこない・・・2階の自分の部屋から持ってくるそんだけのことが若い人には面倒だし覚えていられない優先順位の低さなんだろうな~。
若々しいって痛快だなと思う。

カミュは若い頃ペストと異邦人と迷って読むタイミングを逃していた。すっかり忘れていた。そのことを思い出した。そう言ったらペストを薦められた。
楽しみなんだけどちょっとビビっているのは表紙がラノベだったりするかも・・・という事。
表紙なんか関係ないよう気もするけど初めて見た時やっぱり衝撃的だったから。
でもよく見るとお金もかかっていそうだしイラストレーターのお仕事に結びつくのだと理解できた。
本が見向きもされないより、雑に扱われるよりよっぽどいいのだ。
いつか唸るようなそれ以外無いようなグッドデザインも現れよう。北斎のグレートウェーブのような。
私は信じているし待つことが出来るのだから。




# by donburakon | 2019-06-27 22:30 | 本・映画・アート | Comments(0)

デイジー

春になりました。
この季節がやはり一番好きです。

昨年12月に働き始めました。マイペースで頑張ろうと思います。
ところで私50歳になりました。
なんか全然嫌じゃないです。
自分的に心と体がジャストフィットな感じです。
「フフフ・・・甘くてよ。これからなのよどんぶら子さん」
なのかも知れません。
きっとそうだと思います。
その時は・・・ヨロヨロ頑張ります。

就職活動で2か月ほど接客業にトライしてみました。
すごく疲れて向いていないのが解りました。向き不向きって本当にありますね。
通勤時間がかかるのも負担でした。
そして黒いスーツとパンプスが本当に苦痛でした。
自分でも「そこ?」って驚く位こんなに嫌な気持ちを持つとは思いませんでした。
仕事が嫌なので着る物も嫌になったのかもしれません。
しばらく黒着たくない気分です。
今は作業服でスニーカーです。どんなダサい作業服だったとしても私はこっちのほうがしっくりする。

1月にへそくりで指輪を買いました。
予定外だったのだけど、黄色のダイヤ興味なかったのだけれど・・・
ファンシーライトイエローのダイヤです。
ファンシーが付くと色味がはっきりしていることなんですが、ライトもついているので黄色というよりレモネード色です。
0.5ちょっと足りないイエローダイヤをセンターに白いマーキスが6つ花びらのようにグルッと囲んでいます。
マム・ノースポールやひなぎくのような花の形です。
が、私はデイジーと呼ぶことにします。デイジーって響きが素敵なので。

華麗なるギャッツビーのヒロインがデイジー。
大金持ちの我が儘娘の名前がタンポポや野の花のような可憐で素朴というのが既にズキンとくる予兆があるであーりませんか。
アメリカ文学って切ないわよね。全然大味でない。
時間が出来たらドン・キホーテを読みたいと思っているけれどグレート・ギャッツビーも探して読もうかな。






# by donburakon | 2019-03-10 12:57 | ジュエリー | Comments(2)
自重筋トレとストレッチを始めて1か月。
食事制限と有酸素運動をしていないし、筋トレの回数や負荷が少ないので効果はそれなり。
しかも暑くなってきて汗で肌がカユイくて痛い。
なんかダレ気味の予感。

気分を換えるために泳ぐことにしました。
次の日になると「まあいいや~来週から」となりそうだったので水着を買いに行きました。
気力無しの私もさすがに「せっかく買ったんだから行かないと」と思うだろうと。
speedoの型落ちが3割引きだった。
競泳の人はアリーナ派かスピード派に分かれると思うけど私はスピード。
アリーナは伸びがよくて着易い、耐久性がいい。スピードはフィットするので泳ぎやすい気がします。
競泳水着って馴れないと恥ずかしいかもしれないけれど、距離が泳げるような人は競泳水着のほうが泳ぎやすいと思う。乾くの早いし。

習い事でスイミング通わせるか迷っているお宅はぜひおススメしておきたい。
何故なら高校3年まで水泳の授業があるので元は取れるよ!
で、競泳部どうしようかな~と思っているケースですがメリットとして
あんまりお金かからない。親の出る幕が少ない。練習時間も少ない。臭くない。洗濯楽。
男女仲が良くて、上下関係も比較的マイルド。続ける子は少ないので高校までやってるといつの間にか他校の子とも仲良しというか知り合いの知り合いくらいになってる。
デメリットは高3だと引退が遅いので受験の準備が遅れる←ココ笑えない。ホント笑えない。
入部した時点で本人も親も高3捨てる。

プールに通うことで気が付いたのですが、スッピンに慣れるねってこと。
スッピンを晒しスッピンで出会う事がプールでは平気。何ならスッピン+ビーサンでも。
そういった気楽さってスゴク好きなんだけど、一つだけ嫌でたまらない事があります。
私の通っている市民プールでだけなのかも知れないけれどシニアのおば様達のシャワールームのマナーが本当に悪い。
温泉施設ではないので裸でのシャワーは禁止って貼り紙してあるのに、裸でシャワー使ってその横で下着着てる。
シャワーカーテンも無い丸見えの場所で・・・
しかも一人二人でなくグループで。本当に嫌で仕方がない。
何度も投書してるの。せめてカーテン着けてって。人の裸見てしまうの嫌な人もいるんだってば!
スイミングのちびっ子だってタオル巻いて着替えてるよ。
そうだ、プールだと思うからイライラするんだ・・・ここは温泉でラッキーにも泳げるんだって思うことにしてみる・・・





# by donburakon | 2018-07-02 23:29 | 勘弁して | Comments(4)

アフロが

ワールドカップを見ていて気が付いたのですが、やっぱアフロが好き!
ドレッド・ロックみたいなお洒落なのでなくて普通のアフロ。それもあんまりセットされてないタイプ。
フッサフッサしたやつ。あるいはモッコモッコしたやつ。
なんで好きなんだろう。
リトルマイケルやブルースやジャズ、レゲエやアフリカン、ラテンとか好きだったから?

最近はアフロの認知度高いけれど25年くらい前はドン引きされていた。
ジェームス・ブラウンがカッコいいというとジョークだと思われていた。
(ママ友がパーティグッズのアフロのカツラをプレゼントしてくれた事もあった。
ものすごくコッソリくれたのが印象的だった。
かぶってみたら豆まきの鬼・・・淋しかった。地味な自分にがっかりしたしきっぱり諦めた)
私はストレートでくせっ毛の人がすごく羨ましい。なんでストレートパーマが人気なのか全く解らない。

アフリカンはとてもおしゃれな人達だと思う。
若い頃レニ・リーフェンシュタールというカメラマンの写真展でヌバ族の写真を見てすごく素晴らしかった。
ほんと綺麗で。
という訳でサッカーも楽しいけれどワールドカップ目の保養としても楽しいです。

暑くなってくるとラテンやボサノバが聴きたくなるけれど、今これを覚えています。




これもいいねえ




# by donburakon | 2018-06-27 20:07 | 音楽 | Comments(0)

ローラ・インガルスが

ヤフーの記事を何気に読んでいたら、アメリカ文学賞の一つのローラインガルス・ワイルダー賞が児童文学遺産賞に変更されるとありました。
米図書館協会が決定しました。
ローラインガルスの作品に人種差別的表現があるからだそうです。

びっくりです。
ローラインガルスは「大草原の小さなお家」シリーズの作者です。
私はこのシリーズを小学生の頃から愛読していて繰り返し読んでいます。
差別的表現というのはプレーリーでのネイティブ・インディアンと接触するくだりになるかと思うのでが、政府によって排斥されたインディアンの部族が馬に乗って立ち去るシーンはとても誇り高く美しいのです。
ローラとローラの父はインディアンの移動を何時間も黙って眺めていました。
何時間もというのはそれだけ大勢が追われて行くからです。
何百年にも渡ってここで暮らしてきた人たちは政府によって部族を殺されるより立ち退くことを決めたのです。
決めた以上荒い振る舞いもせずインディアンは去ります。部族長に従い尊厳を保つのです。
ローラやローラの父をチラッとも見ません。幼子から大人まで完璧に無視して去っていきます。
ローラの父は彼らの誇り高さを知っています。ですので幼いローラと共に鼻先を通らせるのも心配していません。
仮に白人が立ち退く場合ローラの父はライフルを持ちローラを守るため隠したと思います。
ローラの父はインディアンの気質を正しく理解しています。それ故のシーンなのです。
彼らに対する眼差しには痛みと敬意のようなものが控えめながらもしっかりと描かれていました。
控えめさが余計にデリケートな個人の感情を表現していたように感じられました。

これが外部団体の抗議からでなく米図書協会自らが出した結論としたら理解に苦しみます。
せめてその決定に至った経緯と考え方を説明する必要があると思います。
簡単なごめんなさいが良いこととは思えない。

このシリーズが差別なら15少年漂流記なんか読み飛ばすのに労力がいるくらいの差別意識があります。
21世紀の私達は前の時代の作品を読む場合注意深く読む必要があると思います。
読書は娯楽の一つであるけれど、優れた作品は様々なものを要求もしてきます。
それは手間がかかる大変な作業でもあります。
がそうすることで一層私たちは深まっていくのです。個人の経験は僅かなものですが深く思うことによって何歳でもどこからでも幾らでも拡がることが出来るのです。
人間の作った物にはそれだけのパワーがあります。

国際社会、海外と接することが当たり前の時代になりました。
国を知るきっかげが何によるかで随分違うものになると思います。スポーツ、芸術、文学はその橋渡しに大変役に立つと思います。
あなたが好きな外国のものは何ですか?それはどうしてですか?
少し手間をかけて考えるだけで世界はより近く力強い結びつきとなります。
理解は敬意を深めていくからです。

私達日本人は観察力と理解力が優れていると思います。
外国の人が日本人が親切だマナーがいいとさかんに言うのは人柄と共にそこにインテリジェンスを感じているからだと思います。
語学に引け目を感じる必要は無く、更に理解力を深めていけばいいと思うのです。
ふんわりと好き。印象的な表現です。
言葉の響きとは裏腹な日本人らしい素早い察知能力です。
その鋭さの先、そこからが私達の次の可能性があるのだと思います。
何故好き?その理由を言葉に落とし込むことが出来る様になればいいと思います。
簡単な言葉で自分の言葉で。
「何故?」と尋ねられたら「それわね」って答える事。たったそれだけ。
大きな声もジェスチャーもせずに日本人が日本人らしく発言することは案外難しいことではないと考えています。




# by donburakon | 2018-06-26 21:25 | 本・映画・アート | Comments(0)